ザ・ピーナッツトリビュート・ソングス特設サイト

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THE PEANUTS（ザ・ピーナッツ）

〈第58回日本レコード大賞〉
企画賞受賞のご報告

伊藤ユミさん
ご逝去について

ザ・ピーナッツの追悼企画
特別番組

トリビュート参加アーティスト（50音順）

PROFILE

相田翔子
PROFILE

石川ひとみ
PROFILE

岩崎宏美
PROFILE

植村花菜
PROFILE

太田裕美
PROFILE

華原朋美
PROFILE

島谷ひとみ
PROFILE

鈴木亜美
PROFILE

谷山浩子
PROFILE

玉井詩織
（ももいろクローバーZ）
PROFILE

中川翔子
PROFILE

夏川りみ
PROFILE

平野綾
PROFILE

ファンク・ザ・ピーナッツ
PROFILE

藤本美貴
PROFILE

マルシア
PROFILE

misono
PROFILE

百田夏菜子
（ももいろクローバーZ）
PROFILE

森口博子
PROFILE

森高千里
PROFILE

矢井田瞳
PROFILE

Little Glee Monster
（アサヒ）
PROFILE

Little Glee Monster
（manaka）

アルバム収録曲紹介

DETAIL

「恋のバカンス」

FUNK THE PEANUTS
（吉田美和/浦嶋りんこ）
DETAIL

「恋のフーガ」

ももいろクローバーＺ
（百田夏菜子/玉井詩織）
DETAIL

「ふりむかないで」

Little Glee Monster
（アサヒ/manaka）
DETAIL

「情熱の花」

相田翔子/森高千里
DETAIL

「明日になれば」

矢井田瞳/植村花菜
DETAIL

「恋のオフェリア」

鈴木亜美/藤本美貴
DETAIL

「モスラの歌」

中川翔子/平野綾
DETAIL

「手編みの靴下」

夏川りみ/島谷ひとみ
DETAIL

「指輪のあとに」

太田裕美/谷山浩子
DETAIL

「大阪の女」

森口博子/マルシア
DETAIL

「ウナ・セラ・ディ東京」

岩崎宏美/石川ひとみ
DETAIL

「銀色の道」

華原朋美/misono
DETAIL

「スターダスト」

ザ・ピーナッツ
（伊藤エミ/伊藤ユミ）

ザ・ピーナッツの軌跡

1941～

日本最強のポップス・デュオ誕生！

ジャズを歌った、
名古屋のナイトクラブから上京。

1960～

テレビ、映画のスターとして国民を魅了

多数のテレビ番組へ出演、
話題を集めた主演映画。

1964～

アメリカ、そしてヨーロッパへ。
当時としては異例の海外進出

「日本の音楽を世界に届けたい」
渡邊晋の夢を叶えた、ザ・ピーナッツ。

1967～

新境地を開拓しつつ、数々の賞に輝く

ボーダーレスな活動で
幅広い音楽ファンを魅了。

1972～

突然の引退・解散。伝説は永遠に

16年間の幕を閉じたステージで
約50曲を熱唱。

1975～2016

今も続く後世への影響

歳月や国境を超えて
心を捉え続けるザ・ピーナッツの歌声。

2016/9/7

ザ・ピーナッツトリビュート・ソングス

音楽シーンに輝く女性シンガーたちと
史上最強のガールズ・デュオ「ザ・ピーナッツ」

リリース情報

【品番】KICS-3419　【アーティスト】V.A　【価格】¥3,000＋税　
【収録曲数】12曲　【発売・販売元】キングレコード

1. 恋のバカンス 　［FUNK THE PEANUTS（吉田美和/浦嶋りんこ）］
2. 恋のフーガ 　［ももいろクローバーＺ（百田夏菜子/玉井詩織）］
3. ふりむかないで 　［Little Glee Monster（アサヒ/manaka）］
4. 情熱の花 　［相田翔子/森高千里］
5. 明日になれば 　［矢井田瞳/植村花菜］
6. 恋のオフェリア 　［鈴木亜美/藤本美貴］
7. モスラの歌 　［中川翔子/平野綾］
8. 手編みの靴下 　［夏川りみ/島谷ひとみ］
9. 指輪のあとに 　［太田裕美/谷山浩子］
10. 大阪の女 　［森口博子/マルシア］
11. ウナ・セラ・ディ東京 　［岩崎宏美/石川ひとみ］
12. 銀色の道 　［華原朋美/ misono］
13. スターダスト 　［ザ・ピーナッツ(伊藤エミ/伊藤ユミ)］

【品番】KICX-989　【アーティスト】ザ・ピーナッツ(伊藤エミ/伊藤ユミ)　
【価格】¥2,315＋税

同時発売！

ザ・ピーナッツ「オリジナル・ソングス」

1. 恋のバカンス
2. 恋のフーガ
3. ふりむかないで
4. 情熱の花
5. 明日になれば
6. 恋のオフェリア
7. モスラの歌

8. 手編みの靴下
9. 指輪のあとに
10. 大阪の女
11. ウナ・セラ・ディ東京
12. 銀色の道
13. スターダスト

ボーナス・トラック
ザ・ピーナッツラスト・ライブ [1975年4月5日渋谷NHKホールより]

14. 恋のフーガ
15. 情熱の砂漠～さよならは突然に
16. 浮気なあいつ

オンラインショップ

〈第58回日本レコード大賞〉
企画賞受賞のご報告

この度、「ザ・ピーナッツトリビュート・ソングス」が〈第58回日本レコード大賞〉企画賞を受賞致しました。心より感謝申し上げます。
ザ・ピーナッツの偉大な功績を後世に伝えるというこの企画に、現代を代表する女性アーティストたちに賛同していただき、長期の企画・制作期間を経て素晴らしい作品を完成させることができました。
受賞への感謝と同時に、今回の受賞をきっかけに多くの方々にザ・ピーナッツの魅力が改めて広く知られ、そして本作「ザ・ピーナッツトリビュート・ソングス」がいつまでも皆様に親しまれる作品になることを願ってやみません。

渡辺音楽出版株式会社
キングレコード株式会社

テレビ放送情報！

ザ・ピーナッツの追悼企画として特別番組が放送となります。
今回のトリビュートアルバムを紹介。ももいろクローバーZ（百田夏菜子さん、玉井詩織さん）、中川翔子さん、DJ KOOさんなど独自インタビューを交えながら、魅力をひも解きます。

NHK WORLD 「NEWSROOM TOKYO」9月16日（金）20時～20時45分

NHK WORLD 「NHK NEWSLINE」9月20日（火）＊一日数回繰り返し放送

＊「NEWSROOM TOKYO」での放送内容を短めに編集したものになります
＊緊急ニュースなどで放送が延期になる場合があります。あらかじめご了承ください。

【放送とネット展開について】

NHK WORLDは海外向けの英語放送ですが、国内ではNHK WORLDのウェブサイトで、放送と同じ時間にストリーミングで、またNEWSROOM TOKYOの番組ウェブサイトでは放送終了後、9月20日（火）の夜9時30分頃までオンデマンドで番組全体を視聴いただけます。

また、9月20日（月）から2カ月間にわたり、特集コーナーの動画とテキストを下記のページに掲載します。
http://www.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/editors/

THE PEANUTS（ザ・ピーナッツ）

TRIBUTE SONGS（トリビュート・ソングス）

2016.9.7(wed) NEW RELEASE!!

「DJ KOO’s MEGAMIX」

ダイジェストMega-Mix

トリビュートソングスに参加されたアーティスト皆さんの歌への思いや拘り、ジャンルや世代を越え、ザ・ピーナッツへのBIG RESPECTをこのアルバムのために歌い上げたスペシャルデュオ！！名曲の数々！！ホントどの作品も全て素晴らしくて、ダイジェストにMixするなんて絶対に無理、DJとは言えコレほど作品に手を付けることに悩み考えたMega-Mix作業はないです、ただ一度、実はその辛さを29年前(trfをやる全然前)本家ザ・ピーナッツのオリジナル音源をダンスミックスにした「ザ・ピーナッツ・D.C.レトロ」で味わってます！！そして今回その苦肉の策を覚えていてくれたキングレコードの方からご指名オファーを授かった次第で、、

内容は凝縮されてますが、このDJ Mixを聞いた人達がアルバムを聞きたくなるように、オリジナルのイメージと感動を損なわず、DJスキルを投じMega-Mixにしあげました！！

ザ・ピーナッツに感謝とBIG RESPECT!!

伊藤ユミさん　ご逝去について

2016年5月18日にザ・ピーナッツの双子の妹、伊藤ユミさんがご逝去されました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
「ザ・ピーナッツトリビュート・ソングス」は双子の姉、伊藤エミさんがお亡くなりになった2012年から、「ザ・ピーナッツ」の偉大な功績を後世に伝えるため制作の構想が始まり、お２人の生誕75周年を記念して今夏の発売に向けて制作を行って参りました。
長期の企画・制作期間を経て完成に近づいた矢先、期せずして7月11日に伊藤ユミさんのご逝去の知らせを受け、この企画に携わってきた全てのスタッフが衝撃を受けるとともに、音楽ファンの皆様にお届けしなければならないという使命を改めて感じております。
現代を代表するたくさんの女性アーティストにご参加頂いたこのアルバムには、ザ・ピーナッツの魅力が様々な形で詰まっています。
「ザ・ピーナッツトリビュート・ソングス」が皆さまとザ・ピーナッツを新たにつなぐ一枚となることを願っています。

渡辺音楽出版株式会社
キングレコード株式会社

相田翔子

1970年生まれ、東京都出身。1988年女性デュオ「Wink」としてデビュー。翌年には日本レコード大賞を受賞。1996年の活動停止以降は、映画・ドラマ・CM・舞台で女優として活動。また、人気バラエティ番組のレギュラーや司会を務めるなど、幅広く活躍している。2013年9月に16年半振りのオリジナル・ソロアルバム『This Is My Love』を発表。

★オフィシャルサイト：
http://www.aida-shoko.com

★オフィシャルブログ：
http://ameblo.jp/aida-shoko/

石川ひとみ

1978年歌手デビュー。
1981年「まちぶせ」がヒットしNHK紅白歌合戦出場。
NHK人形劇「プリンプリン物語」、NHK「レッツゴーヤング」など、歌手、声優、司会と幅広く活躍。
1987年にB型肝炎を患い入院、療養を経て翌年復帰。
復帰後は、NHK「母と子のテレビタイム」の進行役を努め、すべて本人作詞によるファミリー向けCDアルバム「HOME・MADE-ただいま」をリリース。
また闘病記「いっしょに泳ごうよ」(集英社)を出版。
その後、闘病経験をもとに健康に関する講演会など多数行う。
現在CDアルバム「The Reborn Songs~すずらん~」が発売中。
ストリングスが入ったアコースティックライブなどの音楽活動も定期的に行い、野外フェスにも積極的に参加している。

オフィシャルサイト：http://ishikawahitomi.com

岩崎宏美

1975年4月25日「天まで響け岩崎宏美」をキャッチフレーズに「二重唱」（デュエット）」でデビュー。2作目の「ロマンス」で第17回日本レコード大賞新人賞をはじめ、数々の新人賞を受賞。その後「思秋期」「聖母たちのララバイ」など数々のヒット曲を生み出す。1987年にはミュージカル「レ・ミゼラブル」（ファンティーヌ役）に出演。また2006年にはラスベガスにてバリー・マニロウと共演、2007年にはチェコフィルハーモニー管弦楽団とのコラボ・アルバム「PRAHA」リリースするなど、海外での活動も積極的に行ってきた。

昨年デビュー40周年を迎え、40周年記念シングル「光の軌跡」とセルフカバー・ベストアルバム「MY SONGS」をリリース。今年2016年8月には、ジャズピアニスト国府弘子と二人だけでレコーディングしたニューアルバム「Piano Songs」をリリースし、合わせてピアノとボーカルだけの全国コンサートツアー「Piano Songs」を行う。

岩崎宏美　Official HP
http://www.hiroring.com

植村花菜

1983年1月4日生まれ　兵庫県川西市出身
2005 年、「大切な人」でメジャーデビュー。
透明感溢れる歌声と親しみのあるキャラクターで同世代をはじめ多くの人を魅了。
2010年「トイレの神様」がラジオでのオンエアを皮切りに各方面で驚異的な反響を呼び、各チャートの上位を長期的に騒がすロングヒットを記録。ドラマ化のほか、小説・絵本化も実現、一躍社会現象を巻き起こし、2010年を代表する1曲として、多くの人に愛される曲となった。
その後、結婚・出産を経て、今年5月のデビューまる11年を迎える記念の日に、映画「海すずめ」主題歌『ただいま。』を収録したミニアルバ『愛のかたち』をリリース。

太田裕美

1974年「雨だれ」でデビュー以後「木綿のハンカチーフ」、「赤いハイヒール」、『九月の雨』、「さらばシベリア鉄道」、『君と歩いた青春』など数えきれない名曲を歌い、フォークと歌謡曲のジャンルを超えた新しいシンガーとして、現在のJ-POP女性VOCALISTの道を開いた太田裕美。
その後も充電のためニューヨーク滞在。帰国後は現代音楽、邦楽、ジャズなどさまざまなジャンルのミュージシャンと共演など幅広く活動。
2014年、お世話になり敬愛する筒美京平さんのトリビュートカバーフルアルバム『tutumikko』発売。そして、LIVE DVD『雨女の恩返しtutumikko 2014 LIVE』発売。
また、2004年秋から始まった“なごみーず（伊勢正三・太田裕美・大野真澄）”のライブが大好評で2014年11月8日、渋谷公会堂にて10周年、200回記念ライブ開催。同時に初のオリジナル曲「僕らはちっぽけな夢をほどきながら」を含む全4曲入りCD『アコースティックナイト3rd』を発売。

華原朋美

1974年東京生まれ。歌手。1995年「keep your self alive」でデビュー、その後、「I BELIEVE」「I'm proud」等のミリオンセラーをリリース。
昨年は20周年を記念したベストアルバムや、カバーシリーズ『MEMORIES 3 -Kahara Back to 1995-』を発売。
日本テレビ「PON！」にレギュラー出演、TOKYO MX「音ボケpops」では司会に挑戦するなど、音楽以外のシーンでも活躍。
5/11にはシングル「君がそばで」をリリースした。

島谷ひとみ

1999年7月デビュー以降、良質な作品を着実にリリース。
ナチュラルな佇まいと、様々なタイプの楽曲を歌いこなす歌唱力や透明度の高い歌声が支持され、「亜麻色の髪の乙女」「Perseus-ペルセウス -」など数々の大ヒットソングを生み出す。
2002年より大晦日放送の「NHK紅白歌合戦」に4年連続出場。
音楽活動だけにとどまらず、2007年～2011年には、ミュージカル「赤毛のアン」で5年間主演をつとめた。
その他にも、ミュージカル「ROCK OF AGES」「ラ・カージュ・オ・フォール」に出演、映画「パラレル」では主演をつとめるなど、演技の評価も高い。
現在は、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」毎週金曜日、FM yokohama「eyes on me」にレギュラー出演中。
2016年2月3日には、ミニアルバム「心のままに心のままに＆sessions」をリリースした。

鈴木亜美

1998年「love the island」でデビュー。 2004年12月30日、エイベックスへ移籍後、第一弾シングル「Delightful」をリリース。 2007年には様々なアーティスト、ミュージシャンとのコラボレーション企画アルバム「join」シリーズを発表し、新たなクラブミュージックにも挑戦。2009年からは本格的にDJ活動を始め、現在では国内のみならず、韓国、台湾、上海、オーストラリア、LAなどで、Girls DJとして活躍。
フードアナリスト２級の資格を取得し、料理タレントとしても活動する。
その他アーティスト・女優など多方面で活躍。

谷山浩子

シンガーソングライター
1972年にシングル「銀河系はやっぱりまわってる」でデビューし、現在までに40作品以上のオリジナルアルバムをリリース。幻想的で物語性豊かな詩の世界は根強いファンを獲得している。NHK「みんなのうた」「おかあさんといっしょ」やCF、スタジオジブリ映画「ゲド戦記」「コクリコ坂から」の楽曲提供の他、童話や小説、エッセイなどの著書も数多い。2016年に還暦を、2017年に45周年を迎え、今なお全国各地で精力的にライブやイベントを行っている。

オフィシャルサイト：http://www.taniyamahiroko.com

玉井詩織（ももいろクローバーZ）

【ももいろクローバーZ】
柴咲コウや北川景子が所属する大手芸能事務所スターダストプロモーションに所属する百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、有安杏果、高城れにの5人によるガールズユニット。
2014年3月には女性グループ初＆史上最速結成6年で国立競技場にてワンマンライブを開催。2016年2月には約3年振りとなるオリジナルアルバム3rd ALBUM「AMARANTHUS」& 4th ALBUM「白金の夜明け」を2枚同時発売。アルバムを携え初の5大ドームツアーを行った。

［玉井詩織］
ももいろクローバーZの妹担当。
キャッチフレーズは「ももクロの若大将」
イメージカラーは黄。

・9月7日にはNEW SINGLEがリリースされる。
・百田夏菜子と玉井詩織によるコンサート「ももたまい婚」が
2016年9月4日(日)に新潟県・新潟県民会館で開催される

中川翔子

1985年生まれ、東京都出身。
2002年芸能界デビュー。歌手・タレント。
歌手デビュー以来、武道館公演や海外ツアーなど、定期的にライブを開催、2015年12月には、自身の夢だったというディナーショーをザ・プリンスパークタワー東京にて開催し、一般発売と同時にSOLD OUT。
7月に発売された大人気ゲーム「討鬼伝2」では、中川の楽曲「十六夜の月に舞え」がテーマ曲となっている。また、同ゲームに登場する「グウェン」の声優も担当している。
さらに女優としては、初舞台「ブラックメリーポピンズ」にて、ヒロイン「アンナ」役として出演、「ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー」では「アリーナ」役として出演している。

夏川りみ

沖縄県石垣市出身。1999年デビュー。2001年、3rdシングル『涙そうそう』発売、116週連続チャートインの大ヒットを記録。2002年、NHK紅白歌合戦に初出場しその後5年連続出場となる。2004年、日本レコード大賞・最優秀歌唱賞を受賞。
2011年、6度目となるNHK紅白歌合戦出場。2014年、デビュー15周年記念アルバム「虹」発売。2016年3月16日、人気の高い台湾を鑑みたベストアルバム「台湾精選〜Best Collection 2016〜」発売。その歌声は、老若男女問わずリスナーを魅了し続けている。

夏川りみ official HP：
http://www.rimirimi.jp/

平野綾

愛知県出身。子役から活動、ＴＶドラマやCM等に出演。2003年に声優デビュー。
その後も、声優、歌手、女優として幅広い活動を続けている。
主な出演作に舞台：『ウサニ』、『嵐が丘』、『レ・ミゼラブル』、『レディ・ベス』、『モーツァルト！』
アニメ：「涼宮ハルヒの憂鬱」、「ジュエルペット」シリーズ、「それいけ！アンパンマン」、「寄生獣セイの格率」等。

ファンク・ザ・ピーナッツ

FUN・P1号“RIN”とFUN・P2号“MIWA”からなるヴォーカルユニット。
愛称は“FUN・P（ファンピー）”。1995年7月、DREAMS COME TRUE の吉田美和と中村正人のプロデュースにより、シングル『恋の罠しかけましょ〜FUNK THE PEANUTS のテーマ〜』でデビュー。
リズミカルに展開される“ガールズトーク”のような歌詩に、FUNK でPOPな要素をたっぷりと織り込んだメロディは、世代を超え多くのファンを魅了し、復活を待ち望む声が高まる中、2014年待望の復活を果たす。
FUN・P1号“RIN”（浦嶋りんこ）がDREAMS COME TRUE のツアーに8年ぶりに参加したことがキッカケとなり、"25th Anniversary DREAMS COME TRUE CONCERT TOUR 2014 - ATTACK25 -"で15年ぶりとなる歌声を披露。
そして、2016年。ガールズ・グループのパイオニア“ザ・ピーナッツ”の『ザ・ピーナッツトリビュートソングス』にFUNK THE PEANUTS の参加が決定。
今なお歌い継がれる名曲「恋のバカンス」を大いなるリスペクトの気持ちを込めてカヴァーすることに。
作品リリースとしては1999年発売の『you go girl!』以来17年ぶりとなる。

藤本美貴

1985年2月26日北海道出身
2002年3月「会えない長い日曜日」でソロデビュー
2003年1月モーニング娘。6期メンバーに加入
2009年7月に結婚し、一男一女の母
現在は、子育てをしながら、タレントとして多数のTV番組やCMで活躍中。
産後ダイエットの為に始めたグラヴィティヨガはインストラクターの資格も取得しレッスンも行う。
今年の3月には、「ミキティが東大教授に聞いた赤ちゃんのなぜ？」の出版や商品プロデュース等更なる活動の幅を広げています。

マルシア

ブラジル・サンパウロ州出身。日系3世として生まれる。1989年、「ふりむけばヨコハマ」で歌手デビュー。数々の新人賞を獲得し、翌年のNHK 紅白歌合戦にも出場。以降、バラエティーなどでもマルチに活躍するほか、圧倒的な歌唱力を活かしてミュージカルにも多数出演。2001年には、ブロードウェイミュージカル『ジキル＆ハイド』で第56回文化庁芸術祭演劇部門新人賞を受賞。2015年「日ブラジル外交関係樹立120周年」親善大使に就任。今年2016年は初の日本人役で23年ぶりとなる連ドラレギュラー、TBSテレビ系：金曜ドラマ『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』への出演も話題に。

ミソノ

1984年10月13日生まれ京都府出身
2002年 day after tomorrowのボーカルとしてデビュー。
2006年よりソロ活動を開始。
自身の曲を作詞作曲もこなす。
活動の幅をひろげ、アーティスト活動以外にもバラエティ番組等への出演の他、女優業、モノマネ、声優としても活躍。

百田夏菜子（ももいろクローバーZ）

【ももいろクローバーZ】
柴咲コウや北川景子が所属する大手芸能事務所スターダストプロモーションに所属する百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、有安杏果、高城れにの5人によるガールズユニット。
2014年3月には女性グループ初＆史上最速結成6年で国立競技場にてワンマンライブを開催。2016年2月には約3年振りとなるオリジナルアルバム3rd ALBUM「AMARANTHUS」& 4th ALBUM「白金の夜明け」を2枚同時発売。アルバムを携え初の5大ドームツアーを行った。

［百田夏菜子］
ももいろクローバーZのリーダー。
キャッチフレーズは「茶畑のシンデレラ」
イメージカラーは赤。

・9月7日にはNEW SINGLEがリリースされる。
・百田夏菜子と玉井詩織によるコンサート「ももたまい婚」が
　2016年9月4日(日)に新潟県・新潟県民会館で開催される

森口博子

‘85年国民的アニメ『機動戦士Zガンダム』の主題歌「水の星へ愛をこめて」でデビュー。音楽活動と並行し、バラエティ・ドラマ・舞台・ラジオ・CM等幅広く活躍。TVレギュラー12本かかえ、バラエティアイドル(バラドル)と言うジャンルを確立、幅広い層に支持される。’91年映画『機動戦士ガンダムF91』の主題歌「ETERNAL WIND」がヒットし、初のベスト10入りを果たす。同年から6年連続NHK「紅白歌合戦」に出場。近年ではジャズライブにも定期的に挑戦している。その経験から、透明感に深みとパワーが増した歌声で、聴く人に癒しとエネルギーを与えている。昨年発売されたアニメのエンディングテーマはiTunesで15位にランクイン。昨年はデビュー30周年と言う大きな節目を迎えた。
今秋公開予定映画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』シャア・セイラ編の主題歌を担当する事が決定！

2015/6/17 30th アニバーサリーシングル「I wish〜君がいるこの街で〜」発売
2015/10/28 30th Anniversary Concert DVD 「I wish〜君がいるこの街で〜」発売
2015/11/18 テレビアニメ「ワンパンマン」エンディングテーマ「星より先に見つけてあげる」発売
毎週金曜成田空港第一ターミナル5階スタジオSKY GATE
13:00-16:00公開生放送 bayfm「KISS&SMILE」

オフィシャルホームページ　http://www.mogeshan.net

森高千里

1969年生まれ熊本県出身
1987年5月25日シングル｢NEW SEASON｣でデビュー。1989年に｢17才｣でブレイクを果たす。
独自の視点から描かれる歌詞の世界観や、楽器演奏もこなすアーティストとして独自の立ち位置を確立し、男女を問わず多くのファンを獲得。代表曲として｢雨｣、｢私がオバさんになっても｣、｢渡良瀬橋｣、｢私の夏｣、｢気分爽快｣、｢ララサンシャイン｣など数々のヒット曲を生み出す。99年に結婚,子育てをしながらCMや雑誌などを中心に活動。
7月24日「あしかが輝き大使」に就任、東武伊勢崎線足利市駅は到着のメロディ、JR両毛線足利駅は発車のメロディが『渡良瀬橋』になる。
7月29日にはフジテレビ「FNS夏のうたまつり」では、歌唱と司会を務めた。
10月からフジテレビ「Love music」司会、TOKYO FM（JFN全国38局ネット）『KOSÉ MUSIC ON THE EDGE 』パーソナリティを務める。

矢井田瞳

通称はヤイコ。
1978年大阪生まれ大阪育ちのシンガーソングライター。
19歳でギターと出会い曲作りを始める。
デビュー15周年を迎えた2015年にはキャリア史上初となる弾き語りツアー“ヤイダヒトリ”を全国15会場で開催。
さらに2016年3月2日には自身10枚目となるフル・アルバム「TIME CLIP」を発表し、節目となるアニバーサリーイヤーを大いに盛り上げた。
そして「第二章」を歩み始めたヤイコから、今後ますます目が離せない。

矢井田瞳 official web site ”Ch.yaiko”
URL：https://yaiko.net/

リトル・グリー・モンスター - アサヒ

“研ぎ澄ました歌声で人々の心に爪痕を残す…”
最強の歌少女たちが全国から集まって結成された高校1年～高校3年生、平均年齢17歳の女子高生6人組ボーカルグループ。
2016年1月6日には待望の1stアルバムをリリースし、オリコン最高2位を記録。

8月17日には6枚目のシングルのリリースが決定しているほか、9月には東京日比谷野外音楽堂ほか全国9か所でのツアーを開催する。

［アサヒ］
1999年5月13日生北海道出身
無類のポテト好き。昭和歌謡愛好家。

リトル・グリー・モンスター - マナカ

“研ぎ澄ました歌声で人々の心に爪痕を残す…”
最強の歌少女たちが全国から集まって結成された高校1年～高校3年生、平均年齢17歳の女子高生6人組ボーカルグループ。
2016年1月6日には待望の1stアルバムをリリースし、オリコン最高2位を記録。

8月17日には6枚目のシングルのリリースが決定しているほか、9月には東京日比谷野外音楽堂ほか全国9か所でのツアーを開催する。

［manaka］
2000年12月5日生大阪府出身
ビートルズ大好き。ジョンレノンに恋をしている。
メンバー最年少。

「恋のバカンス」

FUNK THE PEANUTS（吉田美和/浦嶋りんこ）

1963年3月にリリースされたザ・ピーナッツの金字塔のひとつ。NHK「第14回紅白歌合戦」でも歌われた。宮川泰によるビッグ・バンド・ジャズ風アレンジも魅力のひとつだったが、RINとMIWAという実力派シンガー2人が組んだ人気ユニット“FUNK THE PEANUTS”による当ヴァージョンは、ファンクやラテンの要素も取り入れた賑やかな仕上がり。オリジナル版への敬意を滲ませつつ、極上のパーティ・チューンへと再生している。
編曲はDREAMS COME TRUEの中村正人が担当。
Text by 原田和典

作詩：岩谷時子
作曲：宮川泰
原編曲：宮川泰　編曲：中村正人

「恋のフーガ」

ももいろクローバーＺ（百田夏菜子/玉井詩織）

1967年8月にリリースされた、ザ・ピーナッツの金字塔のひとつ。キャンディーズ、岩崎宏美、小柳ゆきなど多くの後進がとりあげているが、本作では2010年代を代表する人気アイドル・グループ“ももいろクローバーＺ”から百田夏菜子・玉井詩織のコンビ“ももたまい”がエキサイティングにカヴァー。息の合ったユニゾン、サビでの“追っかけ”、原曲よりも更に多く登場するスキャットのキュートな響き…この古典に間違いなく新たな息吹が注がれた。
Text by 原田和典

作詩：なかにし礼
作曲：すぎやまこういち
編曲：長谷川智樹（元編曲：宮川泰）

「ふりむかないで」

Little Glee Monster（アサヒ/manaka）

ザ・ピーナッツ初のオリジナル・ヒット曲で、1962年2月にリリースされた。同年8月の映画「私と私」にも挿入歌として登場、NHK「第13回紅白歌合戦」でも歌われている。原曲には当時流行していた“ツイスト”の要素が取り入れられていたが、Little Glee Monsterのアサヒとmanakaが歌う当ヴァージョンはスカやニューオリンズ・ファンクの風味も濃厚な、実にファンキーな仕上がり。ラストに登場するア・カペラ・パートからも、ふたりの卓越した実力がうかがえる。Text by 原田和典

作詩：岩谷時子
作曲：宮川泰
原編曲：宮川泰　編曲：宮崎誠

「情熱の花」

相田翔子/森高千里

ベートーヴェンの「エリーゼのために」をアレンジした、ザ・ピーナッツ初期の代表曲。アメリカ人グループ“フラタナティ・ブラザーズ”が創唱した後、イタリアの女性歌手カテリーナ・ヴァレンテが「Tout L'Amour (PASSION FLOWER)」というタイトルでカヴァー。ザ・ピーナッツのシングル盤は59年9月に発売された。女性二人組ユニット“Wink”でも一世を風靡した相田翔子と、森高千里は共に80年代後半にデビューした友人どうし。息の合ったハーモニーに引き込まれる。Text by 原田和典

作詩：B. Botkin、G. Garfield、P. Murtagh
訳詩：音羽たかし、水島哲
作曲：L. V. Beethoven
原編曲：宮川泰編曲：宮崎誠

「明日になれば」

矢井田瞳/植村花菜

65年末に「乙女の涙」（フランス人女性歌手、シャンタル・ゴヤのカヴァー）とのカップリングでシングル・リリースされた。オリジナル・ヴァージョンではストリングス(弦楽合奏)の響きがフィーチャーされていたが、ここではロック・バンド的なサウンド（実は編曲者の宮崎誠がひとりで作りあげたもの）をバックに、矢井田瞳と植村花菜が伸びやかに歌いあげる。2日間恋人に会っていない苦しさ、明日会えるかもしれない喜びを綴った安井かずみの詞も歳月を超えて胸に迫る。Text by 原田和典

作詩：安井かずみ
作曲：宮川泰
原編曲：宮川泰　編曲：宮崎誠

「恋のオフェリア」

鈴木亜美/藤本美貴

「恋のフーガ」に続くシングルとして、1968年2月にリリースされた。“オフェリア”とはシェイクスピアの戯曲「ハムレット」に登場する少女の名前。ハムレットを愛したものの結ばれることなく、自ら人生の幕を閉じた悲劇のヒロインをテーマに、なかにし礼が詞を書いた。今回、この曲をカヴァーするのは藤本美貴・鈴木亜美の異色組み合わせ。歌唱力・表現力ともに深みを増したふたりが、恋の苦しさや切なさを綴る。Text by 原田和典

作詩：なかにし礼
作曲：宮川泰
原編曲：宮川泰編曲：吉田建

「モスラの歌」

中川翔子/平野綾

1961年7月に公開された大ヒット作「モスラ」の挿入歌。78年にようやくシングル・リリースされている。この特撮映画でザ・ピーナッツはインファント島（架空の島）に住む身長30センチの“小美人”に扮し、インドネシア語による歌詞で蛾の守護神“モスラ”を讃えた。中川翔子と平野綾は、ヘヴィー・メタル的な伴奏に乗って、セリフも交えながら“七色の声”を響かせる。編曲と演奏はSTEREO DIVE FOUNDATIONでも活動する気鋭、R・O・Nが担当。ヘドバン対応のモスラがここに生まれた。Text by 原田和典

作詩：関沢新一、田中友幸、本多猪四郎
作曲：古関裕而
原編曲：古関裕而　編曲：R・O・N

「手編みの靴下」

夏川りみ/島谷ひとみ

園まりのビッグ・ヒット「逢いたくて逢いたくて」（66年1月発表）の原曲といえるナンバーで、ザ・ピーナッツは62年10月にリリースしている。海の家でAMラジオを聴いているような気分にさせられる冒頭部分からエンディングまで、夏の雰囲気たっぷりのパフォーマンスが綴られる。1番を島谷ひとみ、2番を夏川りみが歌い、3番でユニゾンになるアレンジも絶妙。BEGINの島袋優が奏でる三線やウクレレ、村田陽一のトロンボーン・ソロも爽快だ。Text by 原田和典

作詩：岩谷時子、竹内伸光
作曲：宮川泰
原編曲：宮川泰編曲：橋本由香利

「指輪のあとに」

太田裕美/谷山浩子

ザ・ピーナッツの現役時代を知る太田裕美（74年ソロ・デビュー）と谷山浩子（72年ソロ・デビュー）による、まさに“オマージュ”という言葉がふさわしい歌唱。ふたりはNHKのテレビ番組「ステージ101」にレギュラー出演していたグループ、“ヤング101”の同窓生でもある。ザ・ピーナッツはこの曲を73年2月に発表、ストリングスやコーラスを加えて壮大な音作りを繰り広げた。いっぽう当ヴァージョンはラテン・ロック調のアレンジで熱気たっぷりに迫る。中川英二郎のトロンボーン・ソロも大きな聴きものだ。Text by 原田和典

作詩：安井かずみ
作曲：加瀬邦彦
原編曲：馬飼野俊一　編曲：長谷川智樹

「大阪の女」

森口博子/マルシア

「東京の女（ひと）」（70年7月発売）のヒットを受けて、同年12月にリリースされた。アコースティック・ピアノやストリングスの響きを生かしながら、１コーラス目はしっとりと歌い、2コーラス目はジャズ風にスウィング。３コーラス目ではまたテンポを変え、歌詞をいつくしむように歌い上げる。昭和の大作曲家・猪俣公章の門下生であるマルシアはいうまでもなく、“元祖バラドル”森口博子の歌唱力にも唸らされること間違いなし。Text by 原田和典

作詩：橋本淳
作曲：中村泰士
原編曲：森岡賢一郎編曲：長谷川智樹

「ウナ・セラ・ディ東京」

岩崎宏美/石川ひとみ

63年11月に「東京たそがれ」というタイトルで発売(編曲・宮川泰)。翌64年、イタリアの女性歌手ミルバが来日記念レコードとして「ウナ・セラ・ディ東京」（Una Sera di Tokio）と改題のうえ発売、ザ・ピーナッツも東海林修の編曲で再録音のうえ、9月にその曲名でリリースしたところロング・ヒットへとつながった。NHK「紅白歌合戦」では第15回、第20回、第24回の3度にわたって歌われている。今回、この不朽の名曲に取り組んだのは岩崎宏美と石川ひとみのふたり。輝かしいソロ・パート、つづれおりのようなハーモニーが、曲の旨みを引き出す。Text by 原田和典

作詩：岩谷時子
作曲：宮川泰
原編曲：東海林修編曲：長谷川智樹

「銀色の道」

華原朋美/misono

1966年10月、ザ・ピーナッツとダーク・ダックス（4人組男声コーラス・グループ）がほぼ同時にリリース。ザ・ピーナッツは「ローマの雨」のB面にこの曲を収めた。フォーク・ソング風のメロディを、つややかに表現するのは華原朋美・misonoのコンビ。原曲にはビッグ・バンド・ジャズ風のアレンジがほどこされていたが、ここではポップスの王道を行くような仕上がりに。2分15秒頃から勢いよく飛び出す、黒田晃年によるエレクトリック・ギターも実に効果的だ。Text by 原田和典

作詩：塚田茂
作曲：宮川泰
原編曲：宮川泰編曲：吉田建

「スターダスト」

ザ・ピーナッツ（伊藤エミ/伊藤ユミ）

ボーナス・トラックとして、“ご本人”による歌唱を聴いていただこう。1927年にホーギー・カーマイケルが作曲、29年にミッシェル・パリッシュが作詞したナンバーで、最も多くカヴァーされている20世紀の楽曲のひとつにも数えられている。日本のお茶の間で親しまれるようになったのは、テレビ番組「シャボン玉ホリデー」のエンディングでザ・ピーナッツが歌うようになってから。作曲者カーマイケルも来日時、番組収録に訪れて彼女たちのピアノ伴奏をしたともきく。ここに収められているのは70年頃、テープのみで発売されたヴァージョン。“ピーナッツ節”による、唯一無二のバラード世界に浸ることができる。Text by 原田和典

作詩：Mitchell Parish 作曲：Hoagy Carmichael 編曲：宮川泰

日本最強のポップス・デュオ誕生！

1941年4月1日、愛知県常滑市生まれ。芸名は伊藤エミ・ユミ、本名は伊藤日出代・月子という。小学6年生の時にNHKの児童唱歌隊に参加したが、16歳ごろからジャズ（洋楽ポップス）への関心を高め、名古屋のナイトクラブで歌っていたところを渡辺プロダクションの創設者、渡邊晋に見出されて58年11月に上京。ピアニストの宮川泰（のちに「恋のバカンス」等、ザ・ピーナッツのオリジナル曲を多数作曲）の指導を得て、59年2月に日本劇場（現・有楽町マリオン）で行なわれた「第2回コーラス・パレード」で本格デビューを果たした。“ザ・ピーナッツ”というグループ名は、テレビ・プロデューサーの井原高忠が考案した。

テレビ、映画のスターとして国民を魅了

キングレコードと契約を結び、59年4月にシングル盤「可愛い花」でレコード・デビュー。6月からはフジテレビ系「ザ・ヒットパレード」へのレギュラー出演も始めた。同年の大みそかにはNHK「紅白歌合戦」初出演（74年まで16回連続）、61年6月には日本テレビ系「シャボン玉ホリデー」がスタート。ザ・ピーナッツは番組中で歌うだけではなくコントも演じ、コメディエンヌとしての魅力も発揮した。テレビの受信契約数がうなぎのぼりの時代に、彼女たちは毎日のように画面に登場していたのである。特撮映画「モスラ」（61年）への登場も話題を集め、62年には主演映画「私と私」が公開された。

アメリカ、そしてヨーロッパへ。
当時としては異例の海外進出

「恋のバカンス」が大ヒットした63年、ふたりはテレビ番組「カテリーナ・バレンテ・ショウ」（※バレンテは“歌う通訳”と呼ばれたマルチリンガルの女性シンガー）出演のためオーストリア・ウィーンに向かった。翌64年11月にはドイツの制作プロダクションの要望に応え、ミュンヘンでテレビの特別番組を収録。ドイツには73年までほぼ年1回のペースで訪れ、計8枚のシングル盤をリリースしている。66年春にはテレビ番組「エド・サリヴァン・ショウ」出演のためアメリカに初進出、夏には再渡米して「ダニー・ケイ・ショウ」に出演。68年にはハワイとサンフランシスコでコンサートを開催した。ザ・ピーナッツは、「日本の音楽を世界に届けたい」という渡邊晋の夢をかなえる存在でもあったのだ。

新境地を開拓しつつ、数々の賞に輝く

64年末、「ウナ・セラ・ディ東京」が日本レコード大賞の作詞・作曲賞を受賞。「ローマの雨」、「ガラスの城」、「恋のフーガ」など数々のオリジナル・ソングでさらに人気を高め、69年1月から2月にかけて日本劇場で行なわれた10周年記念コンサート「世界を駈ける可愛い花　ザ・ピーナッツ・フェスティバル」も大きな評判を呼んだ。また、70年リリースのアルバム『フィーリン・グッド～ピーナッツの新しい世界』ではアメリカを代表する作曲家であるバート・バカラックや、ボサ・ノヴァの人気ミュージシャンであるセルジオ・メンデスゆかりのナンバーに取り組むなど、洋楽カヴァーでも新境地を開拓。ますます磨きのかかった歌声で幅広い音楽ファンを魅了した。

突然の引退・解散。伝説は永遠に

「東京の女（ひと）」、「情熱の砂漠」などのスマッシュ・ヒットを放ち、歌手として、エンターテイナーとしてさらなる躍進をとげるなか、70年3月に「ザ・ヒットパレード」、72年10月に「シャボン玉ホリデー」が終了。73年には日本歌謡大賞「放送音楽特別賞」、日本レコード大賞「制定15周年記念賞」を受賞したものの、75年2月に引退を表明した。4月5日にNHKホールで開催された「ザ・ピーナッツさよなら公演」では約50曲を熱唱（メドレーを含む）、16年間の総括というべきステージを繰り広げた。

今も続く後世への影響

ジャズ、ファンク、ソウル、ラテン、クラシック、ロックンロール、プログレッシヴ・ロック、民謡など様々なサウンドを取り入れた幅広い音楽性。一糸乱れぬユニゾンと華麗なハーモニー。見事な歌唱力を誇る一方でバラエティ番組の常連にもなり、日本人による外国渡航がまだ珍しかった時代にいち早く海外進出を経験。となりの女の子的な親しみやすさと、“大スターならではのきらめき”の共存。ザ・ピーナッツは、たったふたりで何十人分もの活動を行ない、16年にわたって芸能界のトップを走り続けた。シングル、アルバムの売り上げは1000万枚超。文字通りのスーパー・グループだ。以降に登場する女性デュオは、歌声の息が合い、ふたりの容姿が似て見えれば見えるほど、ほぼ例外なくザ・ピーナッツの名を引き合いに出されることになる。
後続世代にも、ザ・ピーナッツの音楽や存在感はしっかり響いている。井上陽水「ウナ・セラ・ディ東京」、高橋真梨子「明日になれば」、椎名林檎「東京の女」、つんく♂プロデュースによるユニット“W（ダブルユー）”「恋のバカンス」、小柳ゆき「恋のフーガ」、Wink「ふりむかないで」・・・数えきれないほどのカヴァーが生まれ、その時代を生きる音楽ファンを楽しませてきた。DREAMS COME TRUEの吉田美和は浦嶋りんこと1995年にデュオ・ユニット“FUNK THE PEANUTS”を結成。ラテン・グラミー賞に輝くアメリカ人プロデューサーのセルジオ・ジョージは“サルサ・ピーナッツ”というプロジェクトを立ち上げて、「恋のフーガ」「恋のオフェリア」などをスペイン語＋ラテン・サウンドで蘇らせた。もちろんザ・ピーナッツ自身に対する再評価も進み、2003年にはドイツのレーベル“ベア・ファミリー”から、ヨーロッパ録音を中心にまとめたコンピレーションCD『DIE PEANUTS/SOUVENIRS AUS TOKIO』も登場。歳月や国境を超えて、ザ・ピーナッツの歌声は心を捉え続ける。

ザ・ピーナッツトリビュート・ソングス

かつてないほどのガール・グループ、女性アイドル・ユニット人気に沸く現在。その源流をたどると、ザ・ピーナッツにゆきあたる。歌って踊れて笑いもとって、テレビ・ラジオ・映画のすべてで大活躍し、老若男女に親近感を抱かせるガール・グループは、彼女たち以前には存在しなかったといっていい。そのプロフィールを見ると、「あれもこれも、すでにザ・ピーナッツが取り組んでいたのだな」と驚かざるを得ない。
当アルバム『ザ・ピーナッツトリビュート・ソングス』では、日本のガール・ポップスの源流に位置するザ・ピーナッツにリスペクトを寄せると共に、その楽曲を多彩なアーティストでカヴァー。さまざまな角度から彼女たちが残した音楽の楽しさ、素晴らしさを現在のリスナーに伝える。各曲の参加シンガーは、ザ・ピーナッツ同様“女性二人組”に限定。顔合わせの妙や魅力、意外性も本作の大きなセールス・ポイントといえよう。歌詞やメロディはもちろんザ・ピーナッツが歌った当時のままだが、アレンジ（編曲）は必ずしもオリジナル・ヴァージョンにこだわらず、2016年の息吹を反映させたものとなっている。アーティストたちはどの曲にも誠実に取り組み、“伝説の先人”への表敬を忘れない。ザ・ピーナッツが解散して40年、2人が生まれて75年が経った。このアルバムは、現在の音楽シーンに輝く女性シンガーたちが史上最強のガールズ・デュオに寄せた、とびきりエモーショナルなラブレターである。